プロポリスとは、元来、蜜蜂が巣内を外敵から守るために、樹木の芽やつぼみなどから集めた樹脂成分や花粉を蜜蜂の唾液で混ぜてつくるねばねばしたものです。
このプロポリスを蜜蜂は巣の穴を防いだりするコーティング材として使用します。プロポリスで、蜂は巣内を無菌に近い状態を保つと言われています。
プロポリスは、蜂の巣から僅かしか採集することが出来ない貴重なものです。日本産、オーストラリア産、中国産、ヨーロッパ産などがありますが、中でもブラジルのプロポリスは良質といわれています。
ユーカリ、アレクリンを初め、人体に有益な樹液の成分を豊富に持つ薬草に恵まれ、アフリカ種とヨーロッパ種が交配したブラジルの蜂が過酷な大自然のなかで良質なプロポリスを作るのに最も適しているのが大きな理由とされています。
特にシンプロポリスは、ブラジルで最も良質のプロポリス原料が集められるミナスジェラエス州のアレクリンと呼ばれる植物の樹液を豊富に含む選び抜かれた原塊を使用しています。
製造社は、サンパウロ州のアルジャ市にあるブラジルプロポリスメーカーとして信頼の高いグリーンフード社(日本プロポリス協議会会員)です。原料から製造までを厳重に一環管理しています。
特に製造最終段階でプロポリスをマイナス10度に冷却し、1ミクロンのフィルターでプロポリス原液を濾過して徹底的に不純物と蜂蝋を除去する丁寧な作りが特徴です。濃度も純粋なプロポリスとしての値が得られます。
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プロポリスの成分は、
@ 樹脂・膠質 約50% A ろう分 約30% B 精油 約10% C 花粉 約 5% D 各種有機物及びミネラル物質 約5%
今日、プロポリスを成分とするもので確認されているものは、フラボノイド類、テルペノイド類、ミネラル類(マンガン、リン、鉄、カルシウム、マグネシウム、銅
etc.)アミノ酸(アルギニン、リジン、ロイシン、バリンetc.)ビタミン類(B1,B2,B6,E)酵素類、多糖類などです。
特に、シンプロポリスは、ブラジルミナスジェライス州の一部にのみ自生している植物で、アレクリンを起源とするプロポリスで、濃緑色で辛味があり、上記で知られているフラボノイドの他に桂皮酸、アルテピリン-C,ジテルペン-C,
ジテルペン,キナ酸エステルなどを多量に含んでいます。
このように総合的な成分を含む健康食品はめずらしいと思います。
「ポリフェノールが健康にいい」とワインを飲む方が多くなりましたが、ポリフェノールも多くの植物に含まれる物質の総称です。
これにはいろいろな種類があり、その一つがフラボノイド類なのです。お茶に含まれるタンニンもフラボノイド類なのです。プロポリスのフラボノイド量は、赤ワインに比べて10倍以上も多いので「フラボノイドの宝庫」とも言われるのです。
フラボンは、ギリシャ語で「黄色の」という意味で、アルカリ性で黄色です。フラボノイドは、花や果実の色素苦味の成分です。
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