原料ランクの良し悪しの第一条件は、近くに農地がないことです。
良質プロポリスを生産する地域は標高800mの高原であり、冬季は乾燥して冷え込み、ハチの働きは鈍くアレクリンの生育も停止するのでプロポリスの生産も落ちます。
プロポリスの生産は100%ミツバチの採集作業によるもので、毎回均質な製品が摂れるわけではありません。
乾季と雨季、夏季と冬季、その年の花の咲き具合などによってプロポリスの色、味、香り、硬度などが微妙に変化します。
蜂は殺虫剤を撒いたところへは行きませんが、農業用抗生物質や砒素、水銀製剤などを撒いたところへは平気で飛んでいって材料を集めてきます。
それ故、プロポリスの採集は農地から遠く離れた農薬が混入する心配のない山中で行っています。
ミナス州の山村、見えるのは山林と牧場だけ、更にこの山奥で養蜂が営まれている
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