当地は気持ちよい春の訪れです。野も山もいろんな花が咲き乱れ、春爛漫といったところです。
写真は紫イペーの花がまるで団子のようになって咲いているところです。
日本の桜も可憐で心を癒してくれますが、この木は30mにもなる大木で、花は雄大で勇気を与えてくれるようです。
もう一つの写真は最近アマゾン河流域で栽培が始まった「ノニ」の花です。
純白の可憐な花はラッパの形をしていてとても美しいのですが、成熟した実は異様な臭気を発します。しかし、ノニの実は貴重な健康食品です。
これから来年4月頃までがミツバチの活躍時季でもあります。既にオレンヂが花盛りでオレンヂ蜜の採集が始まっています。
私の住んでいる町は、サンパウロ近郊ですがランを中心とした花卉栽培が盛んで8月末から恒例の「花祭り」が開かれ、延べ7万人の訪問客で賑わいました。
ブラジル人は花が好きで、綺麗な花を見ると直ぐ買いたくなり、赤白黄のカワイイ花を手押し車にいっぱい買って帰ります。
日本人はせいぜい1鉢か2鉢、財布と相談しながら買っていきます。
特設舞台では日本の歌や舞踊、太鼓などなど日本の文化を披露しますし、日本食堂では寿司、うどん、ヤキソバ、テンプラ、餃子などが飛ぶように売れるのです。
ちなみにお客さんの2/3以上はブラジル人です。
最初の日本移民は1908年に渡ってきましたので再来年は移住100年の記念すべき年を迎えます。日系人も1世はほんの少しで2・3・4世の時代です。
日本人の良さ、日本の文化を如何にして2・3世やブラジル人に伝えていくかが我々1世に課せられた使命と思って頑張っています。
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