プロポリスには数多くの有効成分が含まれており、その中で最も注目されているのが、フラボノイドと総称されているものです。
フラボノイドとはクロロフィルやカロチノイドのような一群の植物色素の総称です。フラボノールやフラバノンなど2,000種類の物質があります。
西ドイツのキール大学生化学研究所長ペント・ハーブステン教授は、「フラボノイドの生化学的ならびに医学的作用については、学問的に裏付けられた二つの働きがあります。
一つは特定の酵素を抑制する効果であり、二つは細胞膜に与える効果である」と述べています。
@ 樹脂・膠質 約50%
A ろう分 約30% B 精油 約10% C 花粉 約 5% D 各種有機物及びミネラル物質 約5%
今日、プロポリスを成分とするもので確認されているものは、フラボノイド類、テルペノイド類、ミネラル類(マンガン、リン、鉄、カルシウム、マグネシウム、銅
etc.)アミノ酸(アルギニン、リジン、ロイシン、バリンetc.)ビタミン類(B1,B2,B6,E)酵素類、多糖類などです。
これほど総合的な栄養素を含む健康食品はめずらしいと言われ、このなかで自然の薬理効果を期待させるものがいくつもあります。
人間の血液成分は、27種類の成分から構成されていると言われますが、そのうちプロポリスの中には、なんと23種類もの成分が含まれているのが確認されています。
「ポリフェノールが健康にいい」とワインを飲む方が多くなりましたが、ポリフェノールも多くの植物に含まれる物質の総称です。
これにはいろいろな種類があり、その一つがフラボノイド類なのです。お茶に含まれるタンニンもフラボノイド類なのです。プロポリスのフラボノイド量は、赤ワインに比べて10倍以上も多いので「フラボノイドの宝庫」とも言われるのです。
フラボンは、ギリシャ語で「黄色の」という意味で、アルカリ性で黄色です。フラボノイドは、花や果実の色素苦味の成分です。
フラボノイドとテルペノイドは、血液を浄化して細胞膜を強化し、細胞の活性化を促進しウィルスや病原菌に侵されにくい細胞組織をつくる成分です。
フラボノイドは血管のもろさを強化する効果があると言われます。
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