西郷さんから送ってきた、サンパウロの日本語新聞 ニッケイ2004年7月2日から

弱小チーム名門を下す
コッパドブラジル サントアンドレ初優勝

ABC地区の弱小チームがリベルタドーレス杯出場へー。

国内の有力クラブが勝ち抜き形式で争うコッパドブラジルの決勝戦が六月三十日、
リオ・デ・ジャネイロ市のマラカナン競技場であった。
サントアンドレが2対0で、名門フラメンゴに完勝し、初の優勝を勝ち取った。
大会規定により、サントアンドレは、来年のリベルタドーレス杯出場権を得た。

 聖市内で行われた第一戦を2対2で引き分けていたため、フラメンゴは勝利はもちろん一対一の引き分けでも優勝が決まる有利な状況。
しかも熱狂的な応援団七万二千人がマラカナンを埋め尽くし、サントアンドレに圧力をかけたため、フラメンゴが優位に試合を運ぶと思われていた。

予想外のチームが勝ち進むことをセブラ(シマウマ)が走る」と表現するブラジル
サッカー界。サントアンドレは、パウメイラスやアトレチコ・ミネイロなど数々の名門を
葬り去り、まさに「ゼブラ」そのものの存在だった。

テンポの遅いリオ州のサッカーに慣れているフラメンゴは、選手個人の力では
上回るものの、スピーディで組織力に優れたサントアンドレに押し込まれる場面
が目立った。

 後半7分、コーナーキックからサントアンドレが先制すると同22分にも追加点
を挙げ、フラメンゴにとどめを刺した。

フラメンゴの優勝を信じて疑わない応援団は、まさかの敗北に茫然自失。
ブラジル各紙は同じくマラカナン競技場で、圧倒的に有利な状況で優勝を逃がした
1950年W杯決勝を例に出し「マラカナンの悲劇再び」とフラメンゴの醜態をあざ
けった。

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